ボタン

伝えたい、残したい、盛岡の「ふだん」を綴る本

single-eventreport

ひつじの時間 当日の様子 |イベントリポート|

ひつじの時間・・・2010年2月13日(土)

真冬の2月開催ということで心配していた積雪も、思っていたほどの量はなく。これなら車で来る人も大丈夫だね!ってことで、安心して会場準備開始です。

e7-1

本日の主役・山本実紀さんも東和町のご自宅から到着しました。さっそく荷解きをして、展示用パネルの準備に取り掛かります。子羊だった頃のてんてん(今日は自宅でお留守番)が、とにかくかわいい~。

e7-2

「てのての展」でも大人気だったサフォーク羊の靴下。今回はイベントのためにたくさん用意していただきました。やったー!実はスタッフがいちばん喜んでいたかも。

e7-3

ぱたぱたしているうち、あっという間に開場時間に。みなさん、寒い中ようこそお越しくださいました!

e7-4

お客さんも揃ったことだし、まずはスタッフからもひと言ご挨拶をせねばね。te no te片手に壇上(壇はないけど)に立つも、早々に切り上げて実紀さんにバトンタッチ。

e7-5

「ひつじってね、とっても環境適応能力が高い動物なんですよ」 羊の品種や毛質の特徴、実紀さんと暮らすてんてんの様子などなど、穏やかな口調で実紀さんが語る。そうそう、日本で飼育されている羊の数は、ニュージーランドの6家族分にしかならないそう!おそるべし、ニュージーランド。

e7-6

さて、ここからは実演に移ります。今回体験したのは、手だけで羊毛を糸にする「キーウィクラフト」という技法。まずはウールを丁寧にほぐします。

e7-7

スタッフも参加者に混じって、ウールをほぐす。手元はぎこちないけれど、ポーズだけは実紀さんと一緒なのでした。

e7-8

ほぐしたウールから、繊維を引き出す。慣れないとどうしても途中でちぎれそうになったりして、これがなかなか難しい!

e7-9

最後に、引き出した繊維を足の上でころころと転がせば、極太毛糸の出来上がり!ポイントは「いかに力を抜けるか」だそう。繊維によりをかけないので、ウールの感触をそのまま残したやさしい糸に仕上がります。

e7-10

ひと通り覚えたら、あとは練習あるのみ。みんな揃って、ころころころ。。。小学生のお子さんたちが、意外と上手に仕上げているのでした。飲み込みが早いんだね。

e7-11

なんだかだんだん、会場中が実紀さんペースにはまってゆく。。。こうして手のひらでウールの感触を感じながら、ひつじの時間が過ぎてゆくのでした。

e7-12

さて、ランチタイムを終えたころ、和室スペースではお茶セットの販売が始まりました。セットにはしゃおしゃんさんのお茶と盛岡駄菓子、それからスミレノさんのお菓子2種がついています。

e7-13

スミレノさんのお菓子は、りんごのケーキやスイートポテトのタルト、ガトーショコラにクッキーなどなど。迷う時間がまた楽し。

e7-14

しゃおしゃんさんのお茶も、3種類から選べます。「雲南黒プーアール」に「気仙やぶきた茶」、それから貴重な「気仙在来」もありますよ。

e7-15

きれいな色と徐々に開いていく茶葉が、目にもおいしい。注ぎ足し用のポットからお湯を注げば、二煎・三煎と楽しめます。

e7-16

本格的にお茶を味わいたい方には、しゃおしゃん・前田さんの試飲コーナーが人気。小ぶりな茶器たちがまた、かわいらしいですね~。

e7-17

もちろん販売コーナーもあります。どのお茶にも丁寧な解説や淹れ方のコツが添えられているから、初めて飲む人にも分かりやすい。お茶の時間が充実すること間違いなしですね!

e7-18

手土産にスミレノさんのオーガニックなお菓子はいかがでしょう。ちなみに、最近では大通りのクロステラスでもスミレノさんのお菓子を買えるそうですよ。ロールケーキがとにかく美味!

e7-19

せっかくなので試食もさせていただきました。糖分30%のりんごジャムは、たっぷりつけて食べたい甘さ。おいしい~。他に、糖分50%のジャムもありました。こちらは少しカラメルっぽい味になるそうですよ。

e7-20

ふと見れば、みなさん思い思いの場所でお茶を楽しんでおられるご様子。そんな光景を見て、スタッフもほっとひと安心なのでした。こういう気の張らないイベントもなかなかいいなぁ。

e7-21

te no te発行記念イベントも、これでひとまず終了です。イベント運営にも慣れてきたし、次は何をしようかな?とりあえずは、いただいたアンケートに目を通しつつ、しばし小休止。ご来場&関係各位の皆々さま、本当にどうもありがとうございました!

開催中、開催予定のイベント

  • 現在開催予定、開催中のイベントはありません

終了したイベント