商品とサイズ |
①ブルー:巾20×周囲148センチ |
②ピンク:巾20×周囲148センチ |
③ムカデ(ワイン):巾22×周囲172センチ(フリンジ含まず) |
④ざっくり:巾22.5×周囲132センチ |
⑤すのこ(白):巾18×148センチ |
⑥すのこ(茶):巾25×148センチ |
仕様 | |
材質 | ウール100% |
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染料 | 原毛(染色の場合は化学染料) |
糸 | 手紡ぎ |
商品について |
原毛のざっくりとした肌触りを生かしたスヌードは全て1点もの。1本の中には、つくり手の遊び心を加えたさまざまな手織りの技が組み込まれています。 2017年の新作は、彩り鮮やかなピンクとブルーのスヌードが登場。それぞれ、ベースカラーに合わせて織りこまれた数色のサシ色がアクセントになっており、巻き方で表情も変わってきます。 更に、ワインカラーのスヌードも登場。両サイドに長いフリンジはムカデあしらった巻き方で表情も変わってきます。 いずれも自由な発想あふれる、中村工房ならではのスヌードです。 |
中村工房 |
大正8年創業。創業者の中村ヨシさんから4代目を引き継いだ和正さんまで代々家業として工房を営んできました。現在は中村家3人のほか、女性スタッフ2人の5人体制。また、以前働いていたスタッフに糸紡ぎと織りを外注しています。商品はマフラーやストール、ショールのほか、アクセサリー、作家とコラボレーションした帽子やバッグなども行います。
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中村工房のこと(てくり別冊「岩手のホームスパン」より)
日々使ってもらいたいから、「今の色」にこだわり続ける。
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懐かしい佇まいの中村工房。工房内にあるショールームにはいつも、数々の作品が並んでいます。
春から秋にかけて使える薄手のマフラーやストールは機械紡ぎの細い紡毛糸や梳毛糸を使ったもの。また一方で、手紡ぎ糸で織ったホームスパンの商品もたくさん並んでおり、それらは原毛の色(ナチュラルカラー)を大切にするため染めずに織るなど、歴史ある工房としての矜持を見せます。
時代と共に染めに使う染料も変化してきました。40年ほど前からデザイナーの三宅一生氏の依頼でマフラーやストールを手がけるなか、「今の色」の必要性を感じ、化学染料を多く使うようになってきたのだとか。3代目の博行さんは「今の色」を出すために、ふだんから女性向けのファッション誌などで流行をチェック。植物染めの場合は、できるだけ濃度の高い色に染めるため、「色の良く出る生の植物を使う」「植物は何回も煮出さず、1回しか使わない」などにこだわっています。
多種多様な糸を使って、「織り」とデザインを担当しているのは博行さんの奥さん、郁子さん。「デザインは染め上がった糸を見て考えることも多いので、糸の色も種類も多くて助かっています」と微笑みます。
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