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商品とサイズ |
①浮き織り:巾31×周囲170センチ |
②赤:巾31×周囲170センチ |
③黒 :巾31×周囲170センチ |
仕様 | |
材質 | ウール100% |
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染料 | 化学染料 |
糸 | 手紡ぎ |
柄 |
①ボーダー:平織 ②赤:二重織 ③黒:杉綾 |
商品について |
手紡ぎ手織りの風合いを守り続けるみちのくあかね会。2017年の新作は、メリノを主にしたダークブラウンのスヌードです。 平織りをベースに杼を変えながら3種の糸を浮き織りにする技術を駆使し、立体感ある作品に仕上げました。 赤とブルーがアクセントになっており合わせやすく、男女問わず使える1本です。 |
みちのくあかね会 |
昭和33年、戦争未亡人の自立支援のための授産施設として当時の市会議員横田チエ氏らが中心となって「盛岡婦人共同作業所」を発足。同作業所でつくったホームスパンを販売する会社として、昭和37年に株式会社みちのくあかね会を設立しました。
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みちのくあかね会のこと(てくり別冊「岩手のホームスパン」より)
女性たちが育てた、作り手の実直な精神。
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古い趣ある建物を仕事場にする「みちのくあかね会」。昭和37年、戦後の未亡人たちに仕事を提供する場として設立以来、手紡ぎ手織りのホームスパンを実直に守ってきました。
立ち上げにあたって講師となった及川全三の一番弟子・福田ハレさんは、住み込みで技術指導に尽力したことが過去の資料に記されています。同社の特徴は、紡ぎ手と織り手それぞれが分業を取るスタイル。現在は40代から80代まで、在宅を含めた15人が勤めており、50年を越えるベテランも現役です。
「長く続けるのは体力のいる仕事。全身を使いますから。でも50年以上やってきた織り手は、一つひとつの動きにも無駄な力をいれない。そして『機』の整備そのものが美しいんです」。ここで働いて30年になる谷藤さんの言葉が印象的です。
時代と共に、商品の主力は服地からマフラーやストールなど小物へと移り、裂き織りなども手掛けますが、9割以上が手紡ぎ手織りのホームスパンであることは今も変わりません。首都圏のライフスタイル誌に紹介されてから新たな展開も始まり、『fog』等人気ブランドでも販売。セレクトショップからの注文も増えつつあります。
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