盛岡の元祖ブックベント「モリブロ」公式サイト20周年記念
モリブロ2025

2025.5.24-25

place岩手県公会堂 2F

タイムテーブル

会場:岩手県公会堂 二階全室岩手県盛岡市内丸11番2号

二階・21号室/要チケット

24

16:30 開場/17:00 開演 ── 21号室

「いま、本を差し出すために」

person幅 允孝さん(ブックディレクター/BACH 代表)

2011年の「モリブロ」トークゲストであった幅さんを再びお呼びします。震災直後、「本は遅効のメディア」というお話しで我々を勇気づけてくださった幅さんが、今、何を思うのか。ブックディレクターというお仕事のこと、これからの書籍をめぐることなど伺います。

・幅允孝(はば・よしたか) ── 有限会社BACH代表。ブックディレクター人と本の距離を縮めるため、公共図書館を中心に病院や学校、ホテル、企業ライブラリーの制作をしている。代表的な仕事として、「こども本の森 中之島」のディレクションや「神奈川県立図書館」再整備監修など。近年は本をリソースにした企画・編集・展覧会のキュレーションなども手掛け多岐にわたる。京都「鈍考/喫茶芳」主宰。
25

10:00 開場/10:30 開演 ── 21号室

「図書館と街のはなし」

person天野咲耶さん(紫波町図書館長)
進行/早坂大輔さん(BOOKNERD)

「本」を一つのきっかけに紫波町に移住した天野さん。作家、館長、そして生活者というポジションで感じる紫波町図書館の面白さ、街と本のつながりかたなど、天野さんの自由な視点でお話しいただきます。

・天野咲耶(あまの・さくや) ── 紫波町図書館長1985年、カリフォルニア州生まれ。著書に、『32歳。いきなり介護がやってきた。』(佼成出版社)『チェコに学ぶ「作る」の魔力』(かもがわ出版)、『はんこ作家の岩手生活(上)』(生活綴方出版部)がある。紫波町・日詰商店街で行われる「本と商店街」を手がける。
13:30 開場/14:00 開演 ── 21号室

「てくりが見てきた盛岡・20年分」

personまちの編集室スタッフ

まちの編集室スタッフ3人が、これまでの取材を通して見てきた盛岡のあれこれをガヤガヤおしゃべり。後半は南陀楼さんの進行で、同じく20周年を迎えた「不忍ブックストリート」や、本をめぐるあれこれについてお話します。

・まちの編集室ライターの赤坂環と水野ひろ子、デザイナーの木村敦子の3人で構成された、「てくり」を発行する出版ユニット。普段はそれぞれ個人事業主としてクライアントワークを行なっているが、その枠にとらわれない媒体を、というのが結成のきっかけ。毎週火曜はラヂオもりおかにて「てくりプレゼンツほにほにラヂオ」もオンエア中。
・南陀楼 綾繁(なんだろう・あやしげ) ── 編集者・ライター1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。「不忍ブックストリート」前代表。著書『「本」とともに地域で生きる』(大正大学出版会)、『書庫をあるく』(皓星社)、編著『中央線随筆傑作選』(中公文庫)ほか。
Ticket

■トークイベントのチケット(各1,300円 ※てくりモリオカ散歩地図2025付き)はこちらでお求めください。

てくりモリオカ散歩地図(※2018年版)

二階・21号室/入場無料

24

一箱古本市

10:00 〜 15:00(21号室)

個性あふれるとっておきのセレクトで、1日だけの本屋さんが開店します。<出店者公開準備中>

一箱古本市(モリブロ2014)

二階各室/入場無料

24-25

書籍・Zine・印刷物

出版人の部屋

10:00 〜 17:00(22~24号室、特別室)

様々なカタチで本を編む人々が軒を連ねます。希少なリトルプレスが並ぶほか、活版のワークショップなども予定しています。

◉活版ワークショップ/絵と活版印刷フウケイ
10:00 〜 16:00(22号室)※混雑時は整理券をお出しします。
しおり
かたちも色も様々な紙片を選び、ひと文字づつ活字を拾って組んで活版印刷機で印刷、白いスピンを結んで仕上げます。【参加費】500円(1つの組版+紙片3枚)
ブックカバー
文庫本サイズのカバーを印刷機にセットして、様々な絵柄の版をお好きな位置に印刷、重ねてはみ出して印刷、オリジナルのブックカバーが仕上がります。【参加費】1,000円(ブックカバー1枚)

感謝・感激・雨霰

てくり20周年の部屋

10:00 〜 17:00(応接室)

盛岡の地域誌「てくり」のバックナンバーや、これまでのいろいろを展示します。キズあり本も放出予定!

盛岡のミニコミ誌「てくり」は、20 周年を迎えます。

伝えたい残したい、盛岡の「ふだん」を綴る本をテーマに2005年創刊。LLP まちの編集室のスタッフ3人が企画、取材、編集、営業など全てを手がけています。

広告は入れず、自分たちの興味の赴くまま、盛岡のあちこちを訪ねて20年。おかげさまで今年5月には34号を発行予定です。創刊より続けてきた連載「あなたはなぜ、ここにいるのですか?」もついに100人目!!!

会場にて本誌または別冊をお買い上げの方には、感謝をこめて「てくりモリオカ散歩地図2025」をプレゼントいたします。ご来場をお待ちしております。

二階・26号室/入場無料

◎盛岡の元祖ブックイベント「モリブロ」

本でつながる、盛岡を楽しむブックベント「モリブロ」は2011年から5年間に渡って開催され、岩手県公会堂でのライブ、トーク、物販、市内各店協賛の「まちかど企画」など、年齢性別を問わず幅広いみなさまに楽しんでいただきました。

この度、「てくり」発行20年の節目として、改めて「本」に向き合う喜びを共有したいと思い、久しぶりに「モリブロ」を企画いたしました。

みなさま、ぜひお越しください。

◎モリーオ(盛岡)+リブロ(本)=モリブロ

「モリブロ」という名前は、宮沢賢治が愛したエスペラント語の「モリーオ」と「リブロ」を合わせた造語。「モリーオ」は賢治の作品「ポラーノの広場」に登場する街の名前で、盛岡がモデルと考えられています。そして「リブロ」は「本」を指す言葉です。

「本」とは言葉や文字の蓄積であり、画面であり、物質でもあります。電子書籍やウェブには無い、「もの」としての佇まいや味わいがあります。

その「本」という存在を媒介に、街と人が盛岡で出会う、そんなブックイベントがモリブロです。

※主催者、出演者の都合等により、イベント内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

※24・25日は「もりおか中津川まち歩きスタンプラリー」期間の最終土日でもあります

[ 開催日 ]
2025年5月24日(土)・25日(日)

[ 会 場 ]
岩手県公会堂(二階全室)
岩手県盛岡市内丸11番2号

[ 主 催 ]

[ 事務局 ]
LLP まちの編集室
岩手県盛岡市南大通1-1-17

[ 問合せ ]
MAIL:info@tekuri.net

[ マスコットキャラクター ]
モリブロくん